桜満開の大学通りと『暮らしのアートギャラリー もえぎ』の谷口晃啓展(東京都国立市)
2014年の桜の便りは、3月末に届きはじめました。まず最初に訪れることにしたのは、家から一番近い桜の名所『大学通り』の桜並木です。
桜のトンネルを歩き始めます。
平日にもかかわらず、とても多くの人で賑わっています。
「一橋大学前」
新学期のスタート。学生さんたちで溢れていました。
歩道橋から撮影。見事に咲き誇っています。
市内の小学生の『さくらを大切にしよう』のポスターが並んでいました。子どもたちも一緒にこの桜並木を守ってくれているのですね。
通りを歩いていると、『谷口晃啓展』の看板に目が留まり、閑静な住宅街が並ぶ横道に入ってみることにしました。見つけられずに引き返そうとすると、
「ギャラリーをお探しですか。」と、声をかけてくださる方がいて、その方は『暮らしのアートギャラリー もえぎ』のオーナーさん。案内されてついていくと、少し左に入ったところにありました。
入口にはこんな素敵な寄せ植えが飾られていました。
「ここではワークショップもやっていて、その時に作ったものなんですよ。」
こんなセンスの良い寄せ植えを作ってみたい。
それでは少し階段を下りて、中へ入ってみます。
美しい白磁のポットや器が並んでいました。
谷口晃啓さんの作品です。同じくうつわ作家である奥様と一緒に京都の工房で制作されているとのこと。白いうつわはどんなお料理にも映えるので大好き。谷口さんの作品は、清らかな中に温かさを感じます。
少し和風な感じ。湯飲み茶碗はもちろんのこと、納豆を入れてみたりととても使い勝手が良さそう。
こちらは白磁の素地に灰をかけて焼成したものだとのこと。薄緑色の模様がとても柔らかで優しく、とても気に入ってしまいました。
片口とぐい呑みと丸い盆皿。これで晩酌なんて、素敵ですね。
『谷口晃啓展』は、『暮らしのアートギャラリー もえぎ』さんで、2014年4月6日(日)まで開催されています。
とてもたくさんの素敵な作品がご覧いただけますので、是非、足を運んで触れてみてください。
持ち歩きに便利なこの素敵なMAPは、『もえぎ』のオーナーのご主人の作品だそうです。普段は、ご主人の絵を常設展示しているとのこと。とても居心地の良い緑豊かで閑静なギャラリー。また立ち寄らせていただきます。
早速、家に帰って、お庭で一斉に顔を出したムスカリを、谷口晃啓さんのうつわに挿してみました。
『暮らしのアートギャラリー もえぎ』
東京都国立市中2-18-36
TEL/FAX 042-505-5702