みじログ

お気に入りの風景やおすすめスポットなどを綴ります。

レトロとアートの融合!味な居酒屋『菊松屋』でお昼に武蔵野うどん(東京都立川市)

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立川駅北口から徒歩約10分。なんとも味のある店構えの、この『菊松屋』の前を通る度、一度、中に入ってみたいと思っていました。
この人目を惹く達筆なお習字のメニュー看板は、同じ商店街のお店のご主人の作品。(最近、やたらと情報通な私)

寒くなってきたある日。前を通りかかると、武蔵野うどんの看板が出ていました。水曜日と木曜日だけ、お昼にうどんを提供してくださるのだそうです。
ラッキー!中へ入ることにしました。
とても絵になる店内。ご紹介は後にして、まずは武蔵野うどんを堪能します。
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どれも食べたーい!迷いましたが、肉付け汁うどん(中)750円に決めました。
「女性なら小(しょう)でも充分な量ですよ。」
と、お店の方が声をかけてくださいましたが、お腹ぺこぺこの私。中(ちゅう)でいきます!
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うわぁ。ほんとにボリューム満点!初めていただく武蔵野うどんは、太くて長くて「こし」があって、食べ応え充分!小皿についてきた天ぷらは、お芋と青のりいっぱいのちくわ。サクサクしていて、素材の甘みが充分に味わえ、感動!夜のお料理がとても楽しみになってしまいます。
「絶対、夜も来ます!」

それにしても、このお店の雰囲気は格別。
「写真を撮りたいのですが。」と言うと、奥のお部屋にも案内してくださいました。
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レトロ感たっぷりなお部屋は、6畳の間を二つ並べた位の広さでしょうか。貸切利用ができるらしく、ママ会でよく利用されているとのこと。
なんと、
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飲み放題の飲み物は、この冷蔵庫から自由に取り出して飲むことができるのだそうです。
実家にいるようなくつろぎ感、もしくは、旅館に来たような開放感は、ママ達の日頃のうっぷんをはらすのに、最適な場所と言えるでしょう。今度のママ会はここに決定~!
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この方がお店のご主人です。料理の腕もさることながら、その感性や息の合ったスタッフとのやりとり、もちろんお客様に対する接客まで、感心することばかり。
星型のランプシェードや、写真左に写っているオブジェは、立川在住の銅版作家「赤川BONZ」さんのお弟子さんの作品。このお店の雰囲気にぴったりマッチしています。
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スタッフの皆さん。
ここにも銅版作品が写っています。まだまだこれだけではないので、ご興味ある方は、是非、お店へ~!
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お店の看板娘のこちらのお嬢さまは、多摩美大を卒業して、赤川BONZさんのところで修行しながら、ここでアルバイトをしているそうです。

お腹いっぱいになって、写真もたくさん撮らせていただき、お店を後にしようとすると、
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金魚発見!眺めていると、
「この石は、知人が軽トラで奈良から運んできてくれたんですよ。」と、ご主人。
ご主人のお人柄でしょうか。感性豊かな方が自然と集まってくるのでしょうね。

寒さが厳しくなってきたある日、ここの前を通り過ぎると、
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アーティストのたまご、お店の看板娘さんが卒業制作で創った「かっぱちゃん」が、ちょこんと座っていました。
とても気持ちがあったかくなって、思わず微笑んでしまいました。 

 

菊松屋
立川市高松町2-1-23
042-526-7583