みじログ

お気に入りの風景やおすすめスポットなどを綴ります。

学問の神様『谷保天満宮』とその周辺の晩秋を訪ねて(東京都国立市)

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文教都市『国立』に鎮座する、学問の神様『谷保天満宮』と、その周辺の歴史や自然を求めて、晩秋の道を歩きます。
黄金色に色づく大学通りを通り過ぎ、程なく行くと、『谷保天満宮』の大鳥居が見えました。
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谷保(やぼ)天満宮
関東三天神の一つで関東最古の天満宮です。菅原道真を祀っていることから学問の神様として広く知られています。
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鳥居をくぐり、階段を下って拝殿に向かいます。階段を下っていくなんて珍しい。
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拝殿では七五三のお宮参りが行われていました。きっと、優秀な子に成長していくに違いないですね。
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合格祈願の絵馬が沢山!ご利益があること間違いなし!なぜなら、息子を連れて一度もお参りに来たことがなかったからです。こんなに近くに学問の神様がいてくださったのに、反省。。まだ間に合うかなぁ。
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ちっちゃな厳島神社発見!その周りを囲む弁天池は「常盤の清水」から湧き出した水で、とても透き通っています。この付近は、たくさんの湧水があり、今も地域の人の大切な生活用水として利用されています。
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紫陽花坂が黄金色の絨毯で敷き詰められていました。紫陽花のシーズンも楽しみです。
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境内の東側には梅林がありました。シーズンには紅白の梅、約100本が咲き誇るそうです。

まだまだ盛り沢山の『谷保天満宮』ですが、Myホームページ『東京周辺お出かけガイド』の歴史Galleryのページで詳しくご紹介する予定。

それでは、『城山公園』を目指して歩きます。
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城山公園入口にたどり着きました。
中世の居館跡で、城主は鎌倉時代初期の豪族であった三田貞盛とも、また菅原道真の子孫で源実朝の臣であった津田三郎為守とも言われています。
都の歴史環境保全地域に指定されていて、豊かな自然が大切に保全されています。
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紅葉する雑木林を歩きます。

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雑木林の中に休憩所がありました。
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気の向くまま西に歩いていきます。
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『南養寺』にたどりつきました。よく脇を通るのに中へ入るのは初めて。
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本堂です。堂々としてとても趣があります。
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大悲殿。
ここには、国立在住のマンダラ画家、前田常作氏(元武蔵野美術大学学長・1926-2007)が描いた天井画があるそうです。
「3年の歳月をかけて完成した天井画は、濃紺の深い宇宙の色をベースにし、天女や花たちのほかに、東洋の十二支や西洋の十二星座もあり、文化や宗教の枠をも超えた光と平和のメッセージとなっている。」(くにたちインデックスより引用)とのこと。見てみたいな。
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鐘楼。梵鐘は1777年に谷保の鋳物三家のひとり、下谷保の関忠兵衛によって鋳造されたものです。
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学業成就の弁天さま。至る所に学問の神様がいます。さすが、文教都市くにたち!

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庭園は見事に紅葉していました。

南養寺を後に歩きます。

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この付近の水は本当に綺麗で、澄み切っていて、ふなが泳いでいるのがよく見えます。

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広い空と畑。綺麗なお水で育てられているお野菜は、きっと美味しいに違いありません。

ということで、
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通りかかった農家さんで、お野菜を買います。とても安くて、全種類欲しかったのですが、帰りの道のりを考えて、春菊とレタスに決めました。締めて250円なり!を箱の中に入れます。

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農家のとなりの『高柳商店
さん。「一日一丁とうふ」の文字に惹かれて中へ。豆腐を買い、レジのそばに置かれていたボジョレーヌーボーを眺めていると
「これ、1050円でいいですよ。」
と、おかみさん。
定価1580円を530円も値引きしてくださいました。ありがとうございました♪

晩秋を訪ねて、クリスマスに飲むワインをGETし、冬の足音がした「谷保天満宮とその周辺の旅」は、これにて、おしまいおしまい~♪

 

谷保(やぼ)天満宮

くにたちインデックス

高柳商店
国立市谷保5948
TEL042-572-2619

くにたち郷土文化館