第二弾 女二人プチ旅行 in 鎌倉 Part1
７月１９日。体調万全。忘れ物なし。予定より少し早めの６時４５分に家を出た。
午前９時。北鎌倉駅到着。
なんて心地良いのだろう。空気が軽くてさわやか。良く目にするような普通の田舎の景色なのだけど、なぜだか洗練されているように映る。きっと、きちんとしたワンピースをさりげなく着こなしている奥様方の姿を多く見かけたからに違いない。
北鎌倉駅に到着するとすぐにカメラを取り出しシャッターを押した。
「顔、にやついてるよ。」と、Ｍちゃん。
絵になる風景に出会えるとうれしくて、知らず知らずに顔がほころんでしまうらしい。そんな気持ちをわかってくれる友人と一緒に旅ができて本当にうれしい。
駅を出るとすぐに円覚寺が。ここも行きたい！けど、今回は紫陽花寺として有名な名月院へ直行。紫陽花のシーズンは駅から行列ができるらしい。朝一番に来たせいもあるのだろう。人がほとんどいなくて、それがかえってひっそりと佇む禅寺の風情を漂わせていて、静かで侘しい禅寺の雰囲気を存分味わうことができた。
これが憧れの名月院のショット。シーズン中はこの階段の両脇に見事な紫陽花が咲き誇る（写真でしか見たことないけど）。この時にはすでに花は刈られていたが、大満足な私。
この他にも絵になるところは盛り沢山。せっかくの写真。Galleryのページを作って、写真を並べ、解説を加えてみた。（名月院をGallery見る）
名月院を充分に満喫し、次の目的地に向かう。鎌倉駅で江ノ電に乗り換え、長谷駅へ。電車の窓が大きくて景色が良く見える。
これが江ノ電。うーん。なかなかうまく撮れないな。
長谷駅を降りると、すぐに海の気配。潮の香り。見えた、海。
由比ガ浜。
わーい！海！海が見えるとわくわくどきどき、テンションがあがる。この感覚は子どもの頃とちっとも変わらない。夏だから、人で溢れかえっているのでは、と心配していたが、人はまばらで、まるでプライベートビーチにいるかのよう。磯の香り。潮風。波の音。 夏の海大好き。
海を背に次の目的地長谷寺までは徒歩１０分くらい。途中にある小さなお寺さんや、お土産屋さんなどを眺めながら歩いていくと、大きな赤い提灯を下げた門をみつけた。
拝観料３００円を支払い中へ入ると、手入れの行き届いた花木や池があり、お昼近い時間になって日差しも強くなり、人も多くなってきたせいか、とにかく明るい印象のお寺さん。見どころたくさんで、このブログ記事の中では紹介しきれないので、もしよかったら、長谷寺Ｇａｌｌｅｒyへどうぞ。
次はお待ちかねのランチ。すっかりお腹はぺこぺこで、歩いて行く途中の和菓子屋さんで美味しそうなお饅頭を目にしてしまい、ついつい買って食べてしまった。豆大福。豆の塩気と中のずっしりつまったあんこが絶妙にマッチ。めちゃうまっ！これで、移動のエネルギーの充電完了！（エネルギー摂り過ぎか！？）
お楽しみランチは、普通の一軒屋を改築して割烹にした、いかにも鎌倉グルメらしい隠れ家的なお店『佐可井』。穴子丼が美味しくて有名で、常に行列のできるお店らしいが、この日は待たずに入れた。何もかもがラッキーな一日。
雲水うどんセットのマグロ漬け丼も惹かれたけど、
「ここへ来たら、穴子丼を食べて欲しい。」とＭちゃん。
大正解！ふわっふわっでとろけるような穴子に舌鼓。お庭の緑を眺めながらのお食事に、鎌倉に来ていることを実感することができた。
次の目的地はここから歩いて約５分くらいのところにある報国寺。竹の庭で有名なお寺さん。
山の麓にあるせいか、とても涼しくて気持ちが良い。しかもこの見事な孟宗竹の高くて太い竹林は、より一層涼を感じさせてくれる。まるで、京都の嵯峨野を歩いているかのよう。とても絵になる場所。帰ってきてから、もっとこんなアングルで撮ればよかったと反省。（報国寺Galleryを見る)
心身ともにリフレッシュして、次の目的地、鶴岡八幡宮へ。
「歩いていく？それともバスに乗る？」
「歩く！」と即答。
日頃鍛えているせいかまだまだ余裕。鎌倉の道を歩くなんてとても贅沢なことのように感じる。
山裾沿いにある『田楽辻子みち』。閑静な家々を見ながら歩いていくのはとても楽しい。
鎌倉街道に入ると、洒落たお店が点在。あのパン屋さん、ここのレストラン、立ち寄ってみたいところばかり。
こんなお洒落な雑貨屋さんも通りにあって、思わず二人でカメラを取り出しパチリ！
鎌倉随一の名所といわれる鶴岡八幡宮。1180年、源頼朝が現在の地に移転して以来、武門の守護神として、また町づくりの中心として発展してきた。今なお、鶴岡八幡宮を基点に、良く整備された若宮大通にバラエティ豊かなお店が並ぶ小町通。古都鎌倉の堂々とした風格を感じることができる。
鶴岡八幡宮に到着した頃には、さすがに暑くて、広い広い境内のすべてを回ることはできなかった。カメラのバッテリーもそろそろ切れそう（今度はちゃんと予備を持って行こう！）で、写真がかなり控えめ。（もしよかったら鶴岡八幡宮Galleryをご覧ください。）
そろそろ休憩タイム。若宮大通にある粋なお店『段葛こ寿々』。わらび餅が有名なお蕎麦屋さん。
お蕎麦もすごく食べてみたかったけれど、今回はわらび餅。
品の良い黒蜜に、弾力のある餅。こんなに美味しいわらび餅は初めて食べたかも。普段は行列のできるほど大人気な訳だ。
大満足でお店を出る。
若宮大通の真ん中にある段葛。源頼朝が妻北条政子の安産を願って造ったと言われる鶴岡八幡宮の参道。
若宮大通、小町通りをぶらりぶらりしながら帰途へ。
たくさん巡り、よく歩き、すっかり鎌倉の魅力にはまってしまった。
次回の旅ももちろん鎌倉。お楽しみに♪
佐可井
〒248-0000 神奈川県鎌倉市浄明寺２－１－３１
ＴＥＬ 0467-24-7759
段葛こ寿々
鎌倉市小町2-13-4
ＴＥＬ 0467-25-6210
